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KEEP ON ROCKIN' ハッピー・バースデイ
2005.8.17発売  YG-23021 ¥2,300(税込)
石田洋介

1. くだらないじかん
2. やさしいメロディ
3. しあわせとは
4. いきなり崩れるような君の笑顔
5. 涙をとめたい
6. ハッピーバースデイ
7. だいすき
8. Silent Boogie
9. 借り物競走
10. Fall
11. ずっとふたりで
12. 朧月夜

★全曲連続試聴(各40秒)

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石田洋介

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約2年ぶりのリリースにしてソロ転向後初のスタジオ・レコーディング・アルバムでもある、石田洋介の意欲作がついに完成。RuntStar、LIPNITZ、エンリケ、The PERMANENTS等、豪華メンバー参加のスタジオセッションから単独アカペラナンバーまで、バリエーション豊かな全12曲を収録。ジャケットデザインも自ら手がけたというこだわりの1枚!

※初回盤特典実施店:
タワーレコード(新宿店、渋谷店、横浜モアーズ店、柏店、神戸店)、新星堂(アルカキット錦糸町店、カルチェ5柏店、プレナ幕張店、幕張イトーヨーカドー店)、山野楽器(津田沼パルコ店)、イトウミュージックシティ(ららぽーと店)、すみや各店。
■□■ 石田洋介本人からライナーノーツが届きました!■□■
お待たせしました。レコーディング開始から約1年半、ようやく陽の目を見ることになりましたニューアルバム「ハッピー・バースデイ」です。それぞれの曲に思い入れがたっぷり込められています。「捨て曲」なんて入ってません。今回はいろんなことに顔を突っ込んで、今できること、やりたいことをできる限りやってしまおう!という意気込みを優先させた結果、よく言えばバラエティに富んだ、悪く言えば「とっちらかった」内容になりました。音楽的指向の統一性の無さ加減も僕の個性のひとつとして(笑)楽しんで頂ければ幸いです。
サポートメンバー、レーベル、その他大勢の友達に支えられてこのアルバムはできあがりました。彼らに対しても、この場を借りて感謝の言葉を述べさせて頂きたいと思います。
「ハッピー・バースデイ・トゥ・ユー」と。

じゃ全曲紹介をどうぞ。長いよ!


●くだらないじかん
5年くらいからライブでは様々な編成で披露してきたこの曲。
2001年秋のとある学園祭でラントスターのドラマー岡田年世氏、元ラントベーシスト村田知之氏と共にプレイしたバージョンがずっと頭に残っていて、今回はそれを元にアレンジしていきました。久々にサイドギターっぽいパートを弾いて楽しかったです。後からラント高津氏に頼んだリードギターは、今やヒットメーカーの仲間入りを果たしたha-j氏が以前考えてくれたフレーズをギターアレンジしたものです。田光社長の提案でコンガを村瀬氏に叩いてもらい完成!河合英史のオルガンもいい味出してます。
●やさしいメロディ
1999年にリリースされた某オムニバス(今では高価で取引されているようです)収録の、石田洋介トリオ時代の代表曲。
今回、この曲を新録しようと思った理由は主にふたつあります。作ってから5年以上経って、あまりライブでも演奏しなくなったこの曲をもう一度陽の当たる場所へ出してあげたかったってことと、当時はすべて人任せにしてた部分を全部引き受けた形で、自分なりのプロデュースができないか?と思い立ったから。
特に後者はこのアルバム全体にも言えることなんだけど・・・
当時と楽曲の解釈が違ってきていることに自分自身で驚いた。それもこのレコーディングでの収穫ですね。
●しあわせとは
元々はヤングレコード社長・田光氏とカヨちゃんの結婚パーティ用に書き下ろしたラブソング。
山下達郎さんの「ON THE STREET CORNER」を中学生のときに聴いて以来、ずっといつかやってやろう!と思っていた「ひとりアカペラ」をこのレコーディングでやっと実現することができました。
自主制作「だいすき」ではギター弾き語りですでに録音済みだったので、なにか違うアプローチ・・・と思ってはいたんだけど、まさかこんなにハマるとは。全パートを自宅で録音してます。
●いきなり崩れるような君の笑顔
ライトな感じのラブソングを歌いたくて作った曲。当初スイングジャズっぽいアレンジを考えていて、ドラマーに今村浩二氏を据えてみた。イントロのリムショットにそんな名残があるけど、完成型は素直なリズムになりました。アコギを数本重ねたんだけど、どれもリズムがイマイチなまま。
でもなんだかそれがお気楽なイメージを醸し出してて結果オーライかな〜と思います。
リードギターを弾くのは彼しかいない!田光マコト氏です。こういう「なんちゃってジャズ」はホント上手いな〜
●涙をとめたい
どうにもならないことがある。それは結局言い訳でしかない。だからせめて「涙をとめたい」と意思表示してみました。手遅れなんですけどね。新しめの曲です。
今作中、唯一デジタル・ハワイアン・アンド・キングス佐藤氏のMIX。イメージは最近のエリック・クラプトンかな〜。ヴォーカルに次第にかかっていく空間型エフェクトが最後のバンドインまでを盛り上げます。それにしてもリードギター何度録り直したかしら。へたくそ!
●ハッピーバースデイ
実はアルバムタイトルが決まらないまま、収録曲だけが決まっていった今作。今の「石田洋介」の代表曲ってなんだろう?と考えたところ、これしかないんじゃないか?とタイトル曲に決定。
元来「甘いラブソングを歌うオニイチャン」などでは決してなかったオレは、久々にオレらしい曲ができたことをとても嬉しく思ったものでした。
レゲエビートを採用することにしたのは、決してしみったれたメッセージを伝えたいわけじゃないから。「強さ」を付加したかったのです。
井濃内氏の弾くリードギターのフレーズがオイシすぎる。オレの思ってたイメージ通りの曲になりました。
●だいすき
「HARVEST TIME」にも収録されている曲ですが、今回はより「ディスコ」に模様替え。ドラムは前原氏が叩いたV-Drumデータに「それらしい」音色をあて、ベースはシンベフレーズをエンリケ氏になぞってもらいました。たまたまキーボードデータの流し込み中、エンリケ氏から社長宛にTEL。すかさずその場でブッキング(笑)でも実はこんなこと頼めるのはオレの周りではエンリケ氏しかいない!と思っていたのでした。思惑通り、ただ「なぞる」だけじゃないハイパーベーシスト魂全開のプレイ!リードギターはもちろん田光マコト。ギターはもちろんYAMAHA SG!気分は80'S。
●Silent Boogie
ライブではいつも井濃内氏とふたりだけで演奏している曲。この曲は、これ以上どうしようもないと言うか、いらないというか・・・だからそのまんま録音。この曲に限らずエレキギターは全部アンプシミュレータを使ったのですが、けっこういい音がします。
●借り物競走
元々は石田洋介トリオの曲。春に「えん介ぶるーすばんど」というお気楽ジャムバンドをエンリケ氏とやったんだけど、そのリハ用に引っ張り出してデモ作ったらそれがけっこうカッコよくて。昔はスリーコードばっかりやってたんだっけ。十分いけるじゃん!というより、このまま埋もれさせるのはもったいなさすぎる!と急遽収録曲に追加。昔の曲を思い出させてくれたエンリケさんの思いつきに感謝!そして思いがけず、前原&エンリケ&オレという「新・石田洋介トリオ」でのセッションとなったのでした。愛器GIBSON SGが大活躍!
●Fall
「HARVEST TIME」にも収録。あれから様々なアレンジ、別のシンガー、実はいろいろ試されてきた曲です。が、結局「石田洋介のFall」を誰もが知りたがっているし、それがなんなのかを誰よりもオレが知りたいと思っていました。悩んだあげく、やはりこんなアレンジに。
ピアノは河合英史氏に頼む以外、考えられませんでした。かくして、オレの自宅に巨大なYAMAHA MOTIFが担ぎ込まれ、MIDIなどという「保険」のない、真剣勝負が繰り広げられたのでした。
ヴォーカル録りでは唯一ダイナミック・マイクを使用し、歌の「閉じた」感じを出してみました。
なお、この曲について真剣に考え直すことができたのは吉岡拓氏の助言があってこそだったということを付記しておきます。
●ずっとふたりで
実はこの曲は、2年前にもレコーディングされています。前出ha-j氏の結婚式の引出物として配られたCDに収録するためのものでした。彼ら夫婦の門出を祝うべく書き下ろしたラブソングです。その時は半音下げチューニングで弾き語り、でしたが、今回はバンドと共に。オレとha-jが昔つるんでいた頃、ライブハウスで眺めていた情景や聴いていた音楽を思い出しながら・・・。クリックなし、ガイドなしの一発リズム録りを見事成し遂げてくれたTOMと今村浩二に拍手。鹿志村氏のブルースハープはいいでしょう?井濃内氏の「弾かない」ギターも最高です。
●朧月夜
季節がズレてしまったのですが、ボーナストラックとして収録したこの曲は、あの曲のカヴァです。
ライブではずーっと以前から歌っていて、ギターアレンジも1音下げチューニング以外はほぼこのまま。
ずっと歌ってきて、なんだか自分のものにできたんじゃないかなぁ・・・という自負もあったし、カヴァを1曲どこかに入れたい、っていうなんとなくの思いつきでもあったし。
そんなに重要な曲でもないんだけど、こういうのは思いついたときにやるべきだと思ったので。
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